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INBOUND / OUTBOUND

What is Loopbound

ループバウンドについて

なぜ海外なのか?

将来人口の推計値によれば、日本の総人口は減少を続けるものと予想されている。それに対して、世界人口は2037年頃に90億人、2058年頃に100億人を突破すると予測されており、多くの企業にとって、日本市場だけでなく、海外市場も視野に入れる必要がある。

※国際連合(2022)「 WorldPopulation Prospects 」より抜粋

訪日外国人数は増え続ける

訪日外国人は2023年に3000万人を超え、政府は2030年に6000万人にを目標にしている。その流れで進むと、2050年には1億人に達する予想。
韓国+台湾+中国+香港=62.7%(1570万人)アメリカ:8.2%(205万人)
欧州:6.6%(150万人)

出典:日本政府観光局

将来の市場規模は15兆円

2023年の日本人国内延べ旅行者数は4億9758万人で、宿泊を伴う国内旅行消費額は17.8兆円。一方で、2023年の訪日外国人数は2500万人、消費額は5.3兆円ですが、2030年には、15兆円を目標としている。インバウンド市場規模は、年々拡大を続け、2030年には日本人国内旅行市場とほぼ同程度に近づく。

出典:観光庁

インバウンドとEC展開の関連①

日本のECサイトでの越境EC購入経験を見ると、「訪日経験がある」ユーザーほど日本商品の購入割合が高くなる。英語圏では「訪日経験あり」と回答した人の84.5%が「日本商品のEC購入経験あり」と回答し、訪日したことがない人に比べて高い。アジア圏でも訪日経験者の購入割合が高く、「日本商品の購入経験割合」も英語圏に比べて高い様子が伺えます。

訪日経験と日本商品の越境EC利用率

出典:株式会社ジグザグ調査『越境EC利用調査』

インバウンドとEC展開の関連②

訪日外国人の約1/3が帰国後にECで商品を購入。また、購入しない人の約1/3が購入したいができなかったり、分からないという理由で、帰国後のEC販売のポテンシャルは大きい。

【調査概要】

調査対象
海外向け購入サポートサービス「Buyee」のお客様
アメリカ、台湾、韓国、マレーシア、イギリス
調査人数
749名
調査期間
2023年7月~8月
調査方法
オンラインアンケート
調査主体
BEENOSグループ

訪日時に発見した商品や、購入した商品を
帰国後に越境ECで購入したことはありますか?

越境ECで購入しなかった理由を教えてください

インバウンド/アウトバウンドを別々に捉えるのではなく、
越境ECも加えて、一体のものとしたループバウンド戦略が望ましい。

海外戦略のループバウンド図

日本は少子高齢による人口減少により経済が低迷する一方で、訪日外国人が増え続け、私たちにとって無視できない市場が出来上がりつつあります。訪日外国人は日本国内で体験した商品・サービスを帰国後でも購入したり、利用します。また、自国で体験した日本の商品・サービスでも、日本旅行中にオーセンティックを求めることも考えられます。つまりインバウンド市場とアウトバウンド市場はバラバラに存在しているのではなく繋がっています。その2つの施策をシナジー効果で増幅させる「ループバウンド施策」を取り組んでいくことが、これからのグローバル戦略の基本構想となります。ご興味をお持ちの企業様は是非当社にお問い合わせください。